※病気の話です
以前こちらで手の症状についての記事を書いてから、その後病名が確定したのにお知らせしていなかったことに気づいたため、現状を書かせていただきます。
現在、自分は「線維筋痛症」という病気と闘病中です。
一般的には、
- 全身のあちこちに強い痛みが出る
- 身体のこわばりが出る
- 強い疲労感や倦怠感が起こる
- 少しの刺激(触覚・光・音など)で痛みが発生する
- 他、多数の症状
が出る病気です。
はっきりとした原因やこれといった治療法がありません。
投薬で痛みを軽減し、寛解を目指すという感じのようです。
外傷やわかりやすい症状などが出ないため一見元気に見えることもあり、周囲に理解を得ることが難しい病気です。
くわしくはこちらのサイトがわかりやすいと思います。
個人差が大きい病気ですが、自分の場合は仕事からの手の痛みが全身に広がっていき、全身が痛むようになりました。
現在は、上に描いてあるのとほぼ同じですが、全身の強い痛み・手足のこわばりと知覚過敏と圧痛・強い疲労感や倦怠感・風邪などの刺激による痛みの発生などが、主に症状として出ています。
自分の痛みは、全身をずっとタワシで強く擦られているような痛みや火傷したような痛み、血管をガラス片が流れているような痛みが続き、針を刺されるような痛みや、万力で締め上げられるような痛みが断続的に起こります。
上で理解を得るのが難しい病気と書きましたが、自分の場合も調子のいいときは痛みを我慢して普通に動けたりするのですが、大半が横になっていることが多く、ただ怠けているようにも見えたりするようです。
線維筋痛症の方の体験談を読んだりしますが、やはり理解されるのが難しいようです。
怠けているように見られる、と書いたとおり、自分も家族の理解すら完全には得られていません。
この病気になってから、痛みや知覚過敏のため手袋をして、杖をついて歩き、極力角がないプラスチックフォーク&スプーンで食事をする(外食でも持参しています)、といった感じに生活が変わりました。
以前のように1日に多くの絵を描くということはできなくなりました。
しかし投薬により、時間をかけて絵を完成することはできるようになりました。
まだまだ調子が悪い日は数日間寝込んでしまうほどひどくなりますが、
調子のいい日はひとりで外出することもできるようになりました。
点滴を打ったり数日間休養することで、ある程度狙った日に調子を合わせることもできるようになりました。(無理なこともありますが)
しかし活動した日のあとはどうしても数日間寝込んでしまいます。
診断がつかず、治療できなかったときはずっと寝たきりで痛みに耐えるだけの生活だったので、これでもだいぶ改善しました。
この病気になる前、かなりオーバーワーク気味であったのを長期間無理をしてこなしていたため、身体にガタが来てしまったのかなぁと思っています。
しばらくはなんとか生活できる形で仕事の量を調整しながら治療と静養をし、
いつか前のように絵をたくさん描けるようになれたらと思っています。
どうしても体調のことや線維筋痛症についてのツイートなどをしてしまうかもしれませんが、温かく見守っていただけましたら幸いです。
自分にできる形で、仕事や同人活動など、創作活動を頑張っていきたいと思います。
お仕事につきましても、急ぎのお仕事は難しいですが、締め切りまでの期間をいただけましたら大丈夫ですので、お時間に余裕のあるときご依頼いただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
自分の身体の話を詳しく書くか迷いましたが、以前ご報告したことに進展があったことをそのままにしておくのも気持ちよくないと思い、書かせていただきました。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
余談ですが、慢性疲労症候群のような症状も出ているのでこちらの本が大変参考になりました。
同じ病気で悩んでいる方、またその病気で苦しんでいる方が周囲にいる方に非常にオススメです。